協会案内
■協会の目標
ユニバーサルデザインやユニバーサルファッションが目指していることは、あらゆる人々が幸せな生活を過ごせる社会作りです。多くの人々が一つのものを使う都市計画や交通では、高齢者や障害者を含めて誰もが便利に使える様な究極の「一つ」を目指します。
ファッションでの豊かな生活とは、年齢やサイズ、体型、障害に関わりなく「誰もが自由に好きなファッションを選べる豊富な選択肢」が用意されていることです。
その為には一社二社でなくファッション業界全体で一斉に取り組まなくてはならないのです。
■基本理念
女性、男性、若者、高齢者、障害を持った方、社会に暮らすあらゆる人々がいつも笑顔でいられるように・・・
私たちは誰もが安心して暮らせる、快適で幸福な『ユニバーサル社会』の実現を目指します。
■名称
特定非営利活動法人ユニバーサルファッション協会
■法人成立年月日
平成13年12月10日
■目的 (定款)
年齢、体型、障害、性別、国籍などに関わらず誰もが豊かなファッションを楽しめる社会を創ることを目指す理念である「ユニバーサルファッション」を推進することで、不特定多数の利益の増進に寄与する事を目的とする。
■沿革
1997年4月 | ユニバーサルファッション協会設立準備開始 発起人代表 鈴木淳 |
1998年3月 |
3月任意団体のユニバーサルファッション協会設立 会長 鈴木淳 事務所 東京都新宿区荒木町13-9 サンワードビル |
1999年6月 | 今井啓子会長に就任 |
2000年1月 | 東京都中央区銀座6-7-16 岩月ビル に移転 |
2001年5月 | 東京都中央区銀座8-8-15 青柳ビル 移転 |
2001年12月 |
特定非営利活動法人格取得 今井啓子 理事長就任 |
2003年7月 | 織田晃 理事長就任 |
2003年10月 | 東京都新宿区大京町31番地に移転 |
2006年3月 | 東京都品川区上大崎4-5-8 に移転 |
2007年12月 | 東京都渋谷区南平台町8丁目に移転登記 |
2013年4月 | 岡田たけ志 理事長就任 |
2022年9月 | 山口大人 理事長就任 |
2024年4月 | 柳原美紗子 理事長就任 |
■過去の活動実績
2001年(平成13年)
「ユニバーサル・ショップ&サービス」開発チェックリスト制作プロジェクト開始
・ユニバーサルファッション教材作成プロジェクト開始
財団法人日本ファッション教育振興協会の委託を受け、ファッション系専門学校向けにユニバーサルファッション教育に関する教材の作成を目的とする教材を2002年春に出版。
・UF商品開発研究会
東京都産業技術研究所の協力を得てUF商品およびデザイン開発に関する研究や検討、情報交換を目的とした研究会を行う。
商品発表は「東京新人クリエイターズコレクション」と連動して開催される「ユニバーサルファッション展」で開催。
・UNIFA推薦商品選定
「だれもがファッションを楽しめる社会の創造」を目的とした生活者本位のユニバーサルファッション開発を振興することを目的とした制度。第3、4回の商品選定が行われ、新たに6アイテムの推薦商品が加入。
2002年(平成14年)
・「ユニバーサルファッション展2002」開催(国際ファッションセンターKFCホール
・イージー・テックス参加
北欧フィンランドのヘルシンキで「イージー・テックス2002」が開催され、本イベントで今井名誉会長を中心としたメンバーが「日本のUFの現状」をテーマにプレゼンテーションを行った。
・日本初のUF教材「ユニバーサルファッション概論」編著 財団法人日本ファッション教育振興協会より発行
・「ユニバーサルファッション宣言」中央公論新社より発行
・太陽生命ひまわり厚生財団の助成による「ファッションに関する不満調査」発行
・「ユニバーサルファッションフェスタ2003―人にやさしいスグレもの展」開催
2004年(平成16年)
・ユニバーサル商品開発プロジェクト
「身体と衣服を考える」をテーマに、新しいユニバーサルファッションを作ろうというプロジェクトを開始。作品はユニバーサルファッション展等多数の場所で出展。
・ユニバーサルファッション製品の企画開発研究会
東京都立産業技術研究所製品開発部と共催で、ほぼ毎月1回活動。
国立身体障害者リハビリテーションセンターや、東京大学先端科学研究センターなどの見学会、身体に優しい中高年女性用衣料開発を行った。
2005年(平成17年)
・日韓国際交流 ユニバーサルファッションセミナー
2005年、韓国UNIFA設立を記念して、ソウルにて記念セミナーが行われ、日本からは今井啓子名誉理事長と須藤信之理事が講演。
・総会開催
東京目黒の杉野服飾大学内で、ユニバーサルファッション協会総会を開催。
2007年(平成19年)
・ふくしまUDファッションショー
運営委員の替地あや子さんが審査委員で参加。
・ユニバーサルファッション展示・販売会
「OH!PLAZA」にて、ユニバーサルファッションの展示・販売会を開催。
・ IAUD2006京都国際UD会議参加
2008年(平成20年)
・<からだに優しいポロシャツ>フェア開催
UNIFA商品研究会 開発商品が(株)デサントにより商品化。手を通しやすく着脱がしやすい、最新機能素材を使ったイージーケアと耐久性、普通のポロシャツながら開閉しやすく(少し大きめのボタンやマグネットボタンを使用)メンズ・レディースもカラフルで豊富なデザインが特徴。
・ 第7回ファッションビジネス学会東日本支部定期総会で当協会今井名誉会長が講演
・<第10回ふくしまユニバーサルデザインフェア>
UDファッションショーに協力
2009年(平成21年)
「ユニバーサルファッション宣言〈Part 2〉」中央公論新社より発行
一人ひとりの肉体の美しさを見つめ、衣服による美のバリエーションを作り出す「ユニバーサルファッション」。パリコレクションから骨粗しょう症対策まで、豊富な事例と共にユニバーサルファッションの最前線を紹介。
2011年(平成23年)
「衣のプロジェクト」(第3回国際ユニバーサルデザイン会議2010 in はままつ)に於いてメンバーも参加し研究開発されたジャケットがスリーエムヘルスケア(株)一色氏により発表。
(1)定例会
年10回程度 開催。
杉野服飾大学を会場にセミナーを実施海外コレクションから、障害者衣服の現場まで幅広いテーマで沢山の方に集まっていただきました。
(2)ユニバーサルファッション製品の企画開発研究会 (UF商品研究会)
UF商品研究会は、ユニバーサルファッション協会と独立行政法人東京都立産業技術研究センター(産技研)による共同研究会です。21~23年度研究会開発の「MiGUポロ」については、研究開発を終了し、実際に販売を開始しました。
(3)IAUD 衣のプロジェクトへの参画
国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD:総裁 寬仁親王殿下)は国内最大のユニバーサルデザインの研究組織で、ユニバーサルファッション協会も参画団体の1つとしてその活動を支えおります。とくに研究グループの1つ「衣のUDプロジェクト」の中核を担っており、2010年の浜松国際大会で発表した「UDジャケット」においても、その製作過程で当初より深く協力することで、完成度の高いジャケットにすることができました。
(4)商品開発支援 デザイナーとマッチング・アドバイス
23年度は、通販のニッセンと協同で高齢者向けのウエアを開発。デザイン担当は、元東京コレクション参加ブランドでデザインやパターンを手がけていた亀岡泉さん。UNIFAでは会員の商品開発等の有料サポートも実施しています。
■開発アイテム
・腕肩をあげなくても着脱可能、ボトムのようにはくセーター
・ウエストの折り返しに指をかけて、ひっぱり上げやすいデニムパンツ
・大きめリングでファスナーの上げ下げが楽なジャケット等
(5)「ぱれコレ2012~融合と創造~」への協力
NPO法人ぱれっと
のぱれっと30周年記念イベント「ぱれコレ2012~融合と創造~」のイベントに、協会として全面協力することとなりました。
高齢の方、海外の方、障害を持つ方など30名のモデルが参加する、ファッションショーが7月29日に実施されました。
(6)ゆめけん
7月15日ゆめけん 水泳大会(障害者の水泳大会)運営協力
NPO法人ゆめけん :競技規則にしばられないユニバーサルな障害者の為の水泳大会
「ゆめけんカップ」 7月15日 於:辰巳国際水泳場
(7)ReFashion2012 0704~服活~ イベント後援
2012年6月30日 文化学園大学 11:00~16:00
ファッションビジネス学会 リファッション研究部会を中心に、衣服の可能性を【企画*製造*流通*生活者*リサイクル*破棄】など様々な立場から考える会合を毎年後援しています。
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
2016年(平成28年)
2017年(平成29年)